ニュース
1日付で着任した日本銀行松山支店の秋山修支店長が着任会見を開き、「美しい海を利用した産業が基盤になっており、土地の良さを生かした経済の発展がポイントになるだろう」と愛媛経済の印象を語った。
秋山支店長は東京大学卒業後の昭和60年に日銀に入行、高知支店や本店業務局参事役などを経て松山支店に着任した。丹治芳樹前支店長は、福岡支店長に異動した。
また、同支店は着任会見に合わせて、5月の県金融経済概況を発表し、県内の景気判断を「全体として悪化している」から「(全体的な悪化の一方で)テンポは緩やかになっている」と3年5カ月ぶりに上方修正した。電気機械などで、在庫調整の進捗(しんちょく)や、中国をはじめアジア諸国向けに減産緩和の動きがみられるためという
独り言や戯言を書く予定

2009/03/01 (Sun)
和歌山県田辺市は1日から、地震発生前に揺れを知らせる「緊急地震速報」を、市内の防災行政無線で放送する。市防災対策室の小郷彰豊室長は「紀南地方では初の取り組み。放送を聞かれた際には、直ちに適切な行動を取っていただきたい」と話している。
市は気象衛星を通じて、津波情報(警報、注意報)を防災行政無線で流し、気象警報や震度速報は県の総合防災システムを通じて得た情報を肉声で放送していた。
しかし、これまで受信していた気象衛星が3月末で休止するため、市は昨年12月、消防庁が推進する全国瞬時警報システム(Jアラート)を導入。人工衛星「スーパーバード2」から受信し、気象情報や震度速報を自動起動させて放送する。
この中には、最大震度5弱以上と推定した地震の際に、震度4以上の地域に揺れが来る前に知らせる緊急地震速報も含まれている。チャイム音を3回鳴らした後「大地震です。大地震です」を3回繰り返し「こちらは防災田辺です」と放送する
市は気象衛星を通じて、津波情報(警報、注意報)を防災行政無線で流し、気象警報や震度速報は県の総合防災システムを通じて得た情報を肉声で放送していた。
しかし、これまで受信していた気象衛星が3月末で休止するため、市は昨年12月、消防庁が推進する全国瞬時警報システム(Jアラート)を導入。人工衛星「スーパーバード2」から受信し、気象情報や震度速報を自動起動させて放送する。
この中には、最大震度5弱以上と推定した地震の際に、震度4以上の地域に揺れが来る前に知らせる緊急地震速報も含まれている。チャイム音を3回鳴らした後「大地震です。大地震です」を3回繰り返し「こちらは防災田辺です」と放送する
PR
2009/03/01 (Sun)
和歌山県田辺市環境課は、同市本宮町の自然体験施設「皆地いきものふれあいの里」にある湿地「ふけ田」で、繁殖したアメリカザリガニを溝に集めて捕獲するため、溝のしゅんせつと田んぼの水位を下げる工事をしている。3月上旬に完成予定。
同課によると、昨年8月末、少雨で田んぼの水が減ったときにザリガニが溝に集まっているのを見つけ、人工的に水を減らすことを思いついた。
溝(幅約90センチ)の泥を取って約20センチ底を下げる作業。延長約200メートルを予定している。このほか、田んぼへの流水を断ち、田んぼと溝を隔てるあぜ道(幅約1・5メートル)に幅20センチほどの水路を複数造って田んぼの水位を下げる。
担当者は「水が最も減る時季を見計らって、溝に捕獲わななどを設置して一網打尽にする。1匹でも多く捕獲して生息密度を下げて水生生物がすめる環境を取り戻したい」と話している。
近年、ふけ田のトンボ類や水生甲虫が激減しており、専門家らは、その一因としてザリガニの爆発的な増加を挙げている。市では毎年釣り大会を開いて駆除しているが、生息数を減らすまでには至っていない
同課によると、昨年8月末、少雨で田んぼの水が減ったときにザリガニが溝に集まっているのを見つけ、人工的に水を減らすことを思いついた。
溝(幅約90センチ)の泥を取って約20センチ底を下げる作業。延長約200メートルを予定している。このほか、田んぼへの流水を断ち、田んぼと溝を隔てるあぜ道(幅約1・5メートル)に幅20センチほどの水路を複数造って田んぼの水位を下げる。
担当者は「水が最も減る時季を見計らって、溝に捕獲わななどを設置して一網打尽にする。1匹でも多く捕獲して生息密度を下げて水生生物がすめる環境を取り戻したい」と話している。
近年、ふけ田のトンボ類や水生甲虫が激減しており、専門家らは、その一因としてザリガニの爆発的な増加を挙げている。市では毎年釣り大会を開いて駆除しているが、生息数を減らすまでには至っていない