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1日付で着任した日本銀行松山支店の秋山修支店長が着任会見を開き、「美しい海を利用した産業が基盤になっており、土地の良さを生かした経済の発展がポイントになるだろう」と愛媛経済の印象を語った。
秋山支店長は東京大学卒業後の昭和60年に日銀に入行、高知支店や本店業務局参事役などを経て松山支店に着任した。丹治芳樹前支店長は、福岡支店長に異動した。
また、同支店は着任会見に合わせて、5月の県金融経済概況を発表し、県内の景気判断を「全体として悪化している」から「(全体的な悪化の一方で)テンポは緩やかになっている」と3年5カ月ぶりに上方修正した。電気機械などで、在庫調整の進捗(しんちょく)や、中国をはじめアジア諸国向けに減産緩和の動きがみられるためという
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2008/12/31 (Wed)
遺伝子やタンパクなどの分子と特異的に結合し、ガン細胞の機能を阻害して死滅に導く薬である。従来の抗ガン剤は、細胞内のDNAを攻撃するなどして細胞死をもたらすが、細胞であれば無差別に攻撃するので正常細胞もやられてしまう。そこで、なるべく正常細胞に存在しない分子を標的としようとするのである。乳ガンや悪性リンパ腫の細胞表面にあるタンパクに結合するモノクローナル抗体はその一例である。最も成功したのは合成薬グリベックで、慢性骨髄性白血病の原因遺伝子に結合し、白血病細胞を減らす効果があるが、治すまでの力があるかは不明である。分子標的治療薬は一般に、従来の抗ガン剤より副作用は少ないが、ないわけではなく、副作用で死ぬ場合もある。過度の期待は禁物である。
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