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1日付で着任した日本銀行松山支店の秋山修支店長が着任会見を開き、「美しい海を利用した産業が基盤になっており、土地の良さを生かした経済の発展がポイントになるだろう」と愛媛経済の印象を語った。
秋山支店長は東京大学卒業後の昭和60年に日銀に入行、高知支店や本店業務局参事役などを経て松山支店に着任した。丹治芳樹前支店長は、福岡支店長に異動した。
また、同支店は着任会見に合わせて、5月の県金融経済概況を発表し、県内の景気判断を「全体として悪化している」から「(全体的な悪化の一方で)テンポは緩やかになっている」と3年5カ月ぶりに上方修正した。電気機械などで、在庫調整の進捗(しんちょく)や、中国をはじめアジア諸国向けに減産緩和の動きがみられるためという
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2009/02/19 (Thu)
【南風原】学んだことを生かしてほしいと、沖縄国際大学総合文化学部・南島歴史学ゼミ(吉浜忍教授)の2年生21人が、南風原の歴史などを調べた実習調査報告書「シマの歴史」(第7号)を発刊した。12日には、同ゼミのメンバーが南風原町役場に大城静雄教育長を訪ね、調査の成果を報告し同書を寄贈した。
報告書は、19世紀後半に琉球王府と地方とのやりとりを記した行政文書「南風原間切総耕作当日記」を調べたほか、河川改修の歴史、移民、沖縄戦、学童疎開、陸軍病院壕の6テーマに分けて調査した力作。2008年5月から南風原文化センターの協力で文献資料の解読や解析、現場調査、聞き取りを続け、写真や表を使って分かりやすくまとめた。A4判、115ページ。
同大ゼミ長の松原貴広さん(21)は「みんなで南風原について調査し、まとめた報告書。資料として生かしてほしい」と話し、大城教育長は「多くの大学や団体が調査しに来るが、地域に成果を返してくれたのは初めて。わたしたちの貴重な財産となる」と感謝した。
副ゼミ長の大城絵美さん(21)は「川の蛇行が地図に反映されていたのが印象的。地元の豊見城市も調べてみたいと思った」、松島里奈さん(21)は「学芸員を目指すための勉強になった」と手応えを話した。
報告書は、19世紀後半に琉球王府と地方とのやりとりを記した行政文書「南風原間切総耕作当日記」を調べたほか、河川改修の歴史、移民、沖縄戦、学童疎開、陸軍病院壕の6テーマに分けて調査した力作。2008年5月から南風原文化センターの協力で文献資料の解読や解析、現場調査、聞き取りを続け、写真や表を使って分かりやすくまとめた。A4判、115ページ。
同大ゼミ長の松原貴広さん(21)は「みんなで南風原について調査し、まとめた報告書。資料として生かしてほしい」と話し、大城教育長は「多くの大学や団体が調査しに来るが、地域に成果を返してくれたのは初めて。わたしたちの貴重な財産となる」と感謝した。
副ゼミ長の大城絵美さん(21)は「川の蛇行が地図に反映されていたのが印象的。地元の豊見城市も調べてみたいと思った」、松島里奈さん(21)は「学芸員を目指すための勉強になった」と手応えを話した。
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