ニュース
1日付で着任した日本銀行松山支店の秋山修支店長が着任会見を開き、「美しい海を利用した産業が基盤になっており、土地の良さを生かした経済の発展がポイントになるだろう」と愛媛経済の印象を語った。
秋山支店長は東京大学卒業後の昭和60年に日銀に入行、高知支店や本店業務局参事役などを経て松山支店に着任した。丹治芳樹前支店長は、福岡支店長に異動した。
また、同支店は着任会見に合わせて、5月の県金融経済概況を発表し、県内の景気判断を「全体として悪化している」から「(全体的な悪化の一方で)テンポは緩やかになっている」と3年5カ月ぶりに上方修正した。電気機械などで、在庫調整の進捗(しんちょく)や、中国をはじめアジア諸国向けに減産緩和の動きがみられるためという
独り言や戯言を書く予定

2009/02/21 (Sat)
田辺市本宮町の熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)は、神棚に奉る木札を地元・紀州の間伐材製に切り替えることを決めた。新たに「木魂(こだま)」と名付け、5月から祈祷(きとう)を申し込んだ参拝客に手渡す。
同大社では従来、木札に北海道や関東産のモミ材を使用してきた。色が白く柔らかいため木札を調製(製造)するのに適しているが、九鬼宮司は「本宮大社の大神は、木の神様のスサノオノミコト。環境保護の観点から本宮大社ができることはないか」と考え、紀州の杉の間伐材利用を思い立った。本宮町森林組合(杉山栄一組合長)も「荒れた山を間伐でよみがえらせよう」と全面協力を決めた。
熊野産の木材で作っていることを示すため、“ブランド名”として「木魂」を考案。長さ24~46センチの木札4種類を調製し、祈祷の初穂料(5000円~10万円)に応じたサイズを手渡す。
同大社では年間約1万1000本の木札を渡しており、約50~70本の大木を使用してきた。杉山組合長は「曲がった木など捨てるしかなかったものが利用できる。熊野の山に携わる者としてありがたい」と喜び、九鬼宮司は「間伐材なので赤みのあるものなど色合いはバラバラだが、木には魂があり、端まで利用したいと考えた」と話している。
同大社では従来、木札に北海道や関東産のモミ材を使用してきた。色が白く柔らかいため木札を調製(製造)するのに適しているが、九鬼宮司は「本宮大社の大神は、木の神様のスサノオノミコト。環境保護の観点から本宮大社ができることはないか」と考え、紀州の杉の間伐材利用を思い立った。本宮町森林組合(杉山栄一組合長)も「荒れた山を間伐でよみがえらせよう」と全面協力を決めた。
熊野産の木材で作っていることを示すため、“ブランド名”として「木魂」を考案。長さ24~46センチの木札4種類を調製し、祈祷の初穂料(5000円~10万円)に応じたサイズを手渡す。
同大社では年間約1万1000本の木札を渡しており、約50~70本の大木を使用してきた。杉山組合長は「曲がった木など捨てるしかなかったものが利用できる。熊野の山に携わる者としてありがたい」と喜び、九鬼宮司は「間伐材なので赤みのあるものなど色合いはバラバラだが、木には魂があり、端まで利用したいと考えた」と話している。
PR
この記事にコメントする