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1日付で着任した日本銀行松山支店の秋山修支店長が着任会見を開き、「美しい海を利用した産業が基盤になっており、土地の良さを生かした経済の発展がポイントになるだろう」と愛媛経済の印象を語った。
秋山支店長は東京大学卒業後の昭和60年に日銀に入行、高知支店や本店業務局参事役などを経て松山支店に着任した。丹治芳樹前支店長は、福岡支店長に異動した。
また、同支店は着任会見に合わせて、5月の県金融経済概況を発表し、県内の景気判断を「全体として悪化している」から「(全体的な悪化の一方で)テンポは緩やかになっている」と3年5カ月ぶりに上方修正した。電気機械などで、在庫調整の進捗(しんちょく)や、中国をはじめアジア諸国向けに減産緩和の動きがみられるためという
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2009/03/01 (Sun)
修二会に籠(こ)もる練行衆は28日、東大寺戒壇院・別火坊での前行を終え、早春らしい好天のもと、二月堂そばの参籠宿所に入った。1日からいよいよ2週間にわたる本行が始まり、二月堂に荘厳な「お松明」が登場する。
この日午後、二月堂の宿所前には参籠しないベテランの僧侶「娑婆古練(しゃばこれん)」たちが出迎えた。別火坊から行列してきた和上や大導師ら練行衆11人は、一礼し宿所内へと入っていった。
「お祓(はら)いにござろう、お祓いにござろう」。夕闇に包まれ冷え込むころ、今年もそんな声が宿所に響いた。
「大中臣祓(おおなかとみのはらえ)」と呼ばれる清めの儀式。作法を行うのは密教的修法を司る咒師(しゅし)で、今年は橋村公英・教学執事が務める。練行衆が並んでかがむと、松明の火を前に作法を始め、祓詞(ことば)を黙読。その後、御幣を振り、練行衆を清めた。短時間だが、神仏習合をうかがわせる神秘的な儀式だ。
本行で練行衆が勤める行は1日6度。本尊・十一面観音を前に人々に変わって過ちを悔い改め、幸せを祈る。二月堂に上る練行衆の足もとを照らすお松明は1~14日の連夜、登場する
この日午後、二月堂の宿所前には参籠しないベテランの僧侶「娑婆古練(しゃばこれん)」たちが出迎えた。別火坊から行列してきた和上や大導師ら練行衆11人は、一礼し宿所内へと入っていった。
「お祓(はら)いにござろう、お祓いにござろう」。夕闇に包まれ冷え込むころ、今年もそんな声が宿所に響いた。
「大中臣祓(おおなかとみのはらえ)」と呼ばれる清めの儀式。作法を行うのは密教的修法を司る咒師(しゅし)で、今年は橋村公英・教学執事が務める。練行衆が並んでかがむと、松明の火を前に作法を始め、祓詞(ことば)を黙読。その後、御幣を振り、練行衆を清めた。短時間だが、神仏習合をうかがわせる神秘的な儀式だ。
本行で練行衆が勤める行は1日6度。本尊・十一面観音を前に人々に変わって過ちを悔い改め、幸せを祈る。二月堂に上る練行衆の足もとを照らすお松明は1~14日の連夜、登場する
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