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1日付で着任した日本銀行松山支店の秋山修支店長が着任会見を開き、「美しい海を利用した産業が基盤になっており、土地の良さを生かした経済の発展がポイントになるだろう」と愛媛経済の印象を語った。
秋山支店長は東京大学卒業後の昭和60年に日銀に入行、高知支店や本店業務局参事役などを経て松山支店に着任した。丹治芳樹前支店長は、福岡支店長に異動した。
また、同支店は着任会見に合わせて、5月の県金融経済概況を発表し、県内の景気判断を「全体として悪化している」から「(全体的な悪化の一方で)テンポは緩やかになっている」と3年5カ月ぶりに上方修正した。電気機械などで、在庫調整の進捗(しんちょく)や、中国をはじめアジア諸国向けに減産緩和の動きがみられるためという
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2009/02/21 (Sat)
彦根市薩摩町のアマチュア画家早崎進さんが、初めての個展を開催して1カ月後の1月末、65歳で息を引き取った。肝臓がんを抱えながら「見てもらえるのが楽しい」と亡くなる5日前まで会場に足を運んだ。愛する地元の風景画などを並べた個展は「遺作展」と名を改め、同市の高宮駅コミュニティセンターで25日まで開かれている。
早崎さんは、会社員だった10年ほど前から友人の薦めで油絵を始め、録画したテレビ講座を何度も見て画法を学んだ。5年前に妻を亡くした後は一層、没頭し、作品は100点超に。昨年12月に念願の個展を開く機会に恵まれた。
開催直後に体調を崩した。「相当しんどかったと思うが『個展が終わるまでは死ねない』と毎日のように会場に行っていた。生きる支えだったのでは」と長男の哲生さん(34)。
会場近くに住む女性は「絵を眺めていたら『僕が描いたんですよ』とうれしそうに話し掛けてきた」と話す。
作品は32点。生まれ育った地元の寺社や長野県の上高地など旅先で出会った風景を柔らかな色で描いている。いずれもコメント付きで、昨冬の作品には「今年から水彩を始めた。水彩もいいなあ」。別のパネルには次の目標として「さらに絵を楽しみ、少しでも感動してもらえる作品を描く」とあり、絵画への尽きぬ情熱をうかがわせる。天国でも筆を執っているに違いない
早崎さんは、会社員だった10年ほど前から友人の薦めで油絵を始め、録画したテレビ講座を何度も見て画法を学んだ。5年前に妻を亡くした後は一層、没頭し、作品は100点超に。昨年12月に念願の個展を開く機会に恵まれた。
開催直後に体調を崩した。「相当しんどかったと思うが『個展が終わるまでは死ねない』と毎日のように会場に行っていた。生きる支えだったのでは」と長男の哲生さん(34)。
会場近くに住む女性は「絵を眺めていたら『僕が描いたんですよ』とうれしそうに話し掛けてきた」と話す。
作品は32点。生まれ育った地元の寺社や長野県の上高地など旅先で出会った風景を柔らかな色で描いている。いずれもコメント付きで、昨冬の作品には「今年から水彩を始めた。水彩もいいなあ」。別のパネルには次の目標として「さらに絵を楽しみ、少しでも感動してもらえる作品を描く」とあり、絵画への尽きぬ情熱をうかがわせる。天国でも筆を執っているに違いない
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