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1日付で着任した日本銀行松山支店の秋山修支店長が着任会見を開き、「美しい海を利用した産業が基盤になっており、土地の良さを生かした経済の発展がポイントになるだろう」と愛媛経済の印象を語った。
秋山支店長は東京大学卒業後の昭和60年に日銀に入行、高知支店や本店業務局参事役などを経て松山支店に着任した。丹治芳樹前支店長は、福岡支店長に異動した。
また、同支店は着任会見に合わせて、5月の県金融経済概況を発表し、県内の景気判断を「全体として悪化している」から「(全体的な悪化の一方で)テンポは緩やかになっている」と3年5カ月ぶりに上方修正した。電気機械などで、在庫調整の進捗(しんちょく)や、中国をはじめアジア諸国向けに減産緩和の動きがみられるためという
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2009/03/01 (Sun)
国の重要文化財で、花街・島原に残る唯一の揚屋建築「角屋(すみや)」(京都市下京区)の構造調査を終えた京都大生存圏研究所(宇治市)が28日、調査研究報告会を同大学の芝蘭開館(左京区)で開いた=写真。「常時微動計測による分析の結果、耐震性の不足が懸念される」との報告があった。
文化財維持に協力しようと、同研究所が中心になって昨年4月から1年間かけ、風や人間活動を振動源にした常時微動計測による耐震性や、部材の種類などを調べた。
関係者や市民ら約70人が参加した報告会で、京都大次世代開拓研究ユニットの向坊恭介特定研究員は「常時微動計測は大掛かりな設備を必要とせず、耐震性を評価できる」と説明。表屋と主屋で得られたデータと一般的に耐震性の不足が指摘される京町家を比べながら、「単純な比較は難しいが、京町家と同様に角屋の耐震性不足が懸念される」と指摘した。
また、表屋の東側では、特に2階で窓の部分が大きく壁がほとんどないため、「大きく振られる傾向にあり、留意が必要」とした
文化財維持に協力しようと、同研究所が中心になって昨年4月から1年間かけ、風や人間活動を振動源にした常時微動計測による耐震性や、部材の種類などを調べた。
関係者や市民ら約70人が参加した報告会で、京都大次世代開拓研究ユニットの向坊恭介特定研究員は「常時微動計測は大掛かりな設備を必要とせず、耐震性を評価できる」と説明。表屋と主屋で得られたデータと一般的に耐震性の不足が指摘される京町家を比べながら、「単純な比較は難しいが、京町家と同様に角屋の耐震性不足が懸念される」と指摘した。
また、表屋の東側では、特に2階で窓の部分が大きく壁がほとんどないため、「大きく振られる傾向にあり、留意が必要」とした
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