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1日付で着任した日本銀行松山支店の秋山修支店長が着任会見を開き、「美しい海を利用した産業が基盤になっており、土地の良さを生かした経済の発展がポイントになるだろう」と愛媛経済の印象を語った。
秋山支店長は東京大学卒業後の昭和60年に日銀に入行、高知支店や本店業務局参事役などを経て松山支店に着任した。丹治芳樹前支店長は、福岡支店長に異動した。
また、同支店は着任会見に合わせて、5月の県金融経済概況を発表し、県内の景気判断を「全体として悪化している」から「(全体的な悪化の一方で)テンポは緩やかになっている」と3年5カ月ぶりに上方修正した。電気機械などで、在庫調整の進捗(しんちょく)や、中国をはじめアジア諸国向けに減産緩和の動きがみられるためという
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2009/02/19 (Thu)
◇小中高教諭が合同研修、具体的計画案を発表--安心院・院内地域
宇佐市の県立安心院高が小学から高校までの一貫教育へ動き出した。同校は00年に連携型中高一貫を導入、成果が実り、07年には29人が国公立大に合格した。止まらぬ少子化に先手を打って同高は、一貫教育を小学校まで広げ、発達段階に応じた学習を取り入れるため、このほど文部科学省に研究指定の申請をした。
今月4日、同市院内町の院内文化交流ホールで一貫教育をめぐる同市安心院・院内地域の小中高教諭の合同研修会があり、約150人の教諭たちが熱心に論議した。
まず大分大の堀泰樹教授(国語教育学)が「言語活動の充実が求める教育課程」と題して講演。「思考力を高めるため小学低・中学年の国語で音読・暗唱、漢字の読み書きなど基本をみっちり教え、各教科で要約や論述に取り組む必要がある」と、小中高一貫教育へ示唆にとんだ話をした。
その後、同高の田中秀昭教諭が「子どもたちは探究型学習の不得手で、読解力が欠如している。相手に応じた言葉づかいができていない」と分析。「急に高い壁があると、学ぶ意欲が減退する。読解力が18年間改善されずに、社会に出ていくことも考えられる。自ら獲得した知識を基に『生きる力』を伸ばすことが必要」とし、小・中学校で対話能力や読解力を早くから身につけさせる「言葉の不思議科」▽高校で探究型学習につなげる「未来探究科」――の設置など小中高一貫教育の具体的計画案を発表した
宇佐市の県立安心院高が小学から高校までの一貫教育へ動き出した。同校は00年に連携型中高一貫を導入、成果が実り、07年には29人が国公立大に合格した。止まらぬ少子化に先手を打って同高は、一貫教育を小学校まで広げ、発達段階に応じた学習を取り入れるため、このほど文部科学省に研究指定の申請をした。
今月4日、同市院内町の院内文化交流ホールで一貫教育をめぐる同市安心院・院内地域の小中高教諭の合同研修会があり、約150人の教諭たちが熱心に論議した。
まず大分大の堀泰樹教授(国語教育学)が「言語活動の充実が求める教育課程」と題して講演。「思考力を高めるため小学低・中学年の国語で音読・暗唱、漢字の読み書きなど基本をみっちり教え、各教科で要約や論述に取り組む必要がある」と、小中高一貫教育へ示唆にとんだ話をした。
その後、同高の田中秀昭教諭が「子どもたちは探究型学習の不得手で、読解力が欠如している。相手に応じた言葉づかいができていない」と分析。「急に高い壁があると、学ぶ意欲が減退する。読解力が18年間改善されずに、社会に出ていくことも考えられる。自ら獲得した知識を基に『生きる力』を伸ばすことが必要」とし、小・中学校で対話能力や読解力を早くから身につけさせる「言葉の不思議科」▽高校で探究型学習につなげる「未来探究科」――の設置など小中高一貫教育の具体的計画案を発表した
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